三宅朋子 作品集(オリジナルの作品や本に掲載されている作品など)
2023年8月の作品
使用糸:"SASAWASHI FLAT"ナチュラルブラウン(103)〈ダルマ〉5玉
使用針:5号かぎ針
レシピ: lesdeuxlunesオリジナル
5月に仕上げた夏の帽子の、ブリムを12センチにして、透かし編みを施しました。
透かし編みは、少し前から透かし編みの帽子が出回っていたので、気になっていたのです。
円形のものに、模様を入れていくのはなかなか手が出せずにおりました。
というのは、円は外側はいくにつれてどんどん目数が増えていくので、模様の必要目数を均等に、且つ過不足なく配置するのは、簡単なことではないからです。
今回は手始めとして、窓編み風の、穴あき模様にしました。
2目くさり編みをして、3目めは細編み。
段の総目数が、3の倍数だと上手く配置できます。
そこを逆算して、ブリムの編み始めの段の目数が3の倍数になるようにしました。
そうしてできた帽子は、可愛くなりすぎるかな?と心配していたのですが、シンプルな模様になり、なかなか気に入っております。
出来上がったらすぐ撥水スプレーとスプレーのりをかけることをお勧めします。
スコールの日に被って、しなっとしてしまいったのです(でも後日スプレーしましたら、復活しました)
この夏はこの帽子ばかりかぶっていました(^^)
2023年5月の作品 帽子
使用糸:"SASAWASHI FLAT"ナチュラルブラウン(103)〈ダルマ〉4.5玉
使用針:5号かぎ針
レシピ: lesdeuxlunesオリジナル
長く愛用していたヘレンカミンスキーのラフィアの帽子が傷んできて、それと似たようなものを開発しようと昨年から手がけてきた帽子です。
使ったのは、ダルマの"SASAWASHI FLAT"。
編みやすく、軽やかに仕上がり、とっても気に入っています。
こちらは、ブリムがさほど大きくないタイプ。
大げさな感じにならず、気軽に使えます。
本当にシンプルですので、どなたもが似合うと思います。
是非みなさんに挑戦していただきたいな、と思い、レシピをご用意しております。
2020年1月の作品 スヌード
糸:"sur naturalle"赤紫(66) 2本どり80g
かぎ針:7.5号
レシピ:lesdeuxlunesオリジナル
とってもオシャレなある女の子のお母様から、以前作っていたマフラーのスヌード版を作って欲しいとご注文いただきました。
それはリバティープリントの「コットンテイル」というアールヌーボー調のウサギの柄をマフラーの毛糸がチクチク首に当たらないように縫いとめた子供用マフラーだったのですが、マフラーよりスヌードの方が無くさないという理由でご注文いただいたのでした。
なるほど!スヌードはあまり自分がしないので考えつかなかったけれど、これはオシャレかもしれない!
糸は、この布に合う「お芋パープル」でお願いしますとのこと。
お芋パープル、名前も可愛い。
はい、探しましょう。
微妙な色違いで沢山の糸が揃うラ・ドログリーがひらめき、早速行ってみると、ありましたよ、お芋パープル。
素材が迷いなく決まった時は、作品の仕上がりまで、全てがとんとん拍子に進む気がします。
編み方はマフラーの時と同じ、変わり筋編み。
私のオリジナルですが、見る人が見ればすぐ分かってしまいますね。
そうしてできたスヌードは、かぎ針作品には出すのが難しい伸縮性抜群という新たな発見も加わり、自慢の一品になりました。
大人用にも商品として作っていきたいな、と思っているところです。
2019.12月の作品 「ウールモヘヤのラグランスリーブプル」(ダルマのレシピより)
糸:"ウールモヘヤ"黒(7) 10玉
棒針:11号(2本)棒針、9号(4本)棒針
レシピ:ダルマのキットのレシピより
お恥ずかしながら、棒針編みではじめてのセーターを作りました。
棒針編みは、幼少期に祖母から教わり、マフラーを作ったりしていたのですが、その緩さ加減から、自分の性に合わず遠のいていました。
時が経ち、レースの学校に通い、そこでレース検定2級に「クンストストリッケンレース」という棒針編みのレースがあったため、嫌々ながら取り組み、更に苦手感が増してしまったのでした。
棒針編みの魅力は、皮肉にも、その編み地の緩さにあることは、当初から分かっていました。
かぎ針に出せないふんわりとした緩さ。
セーターやマフラーなど身につけるものには、やはり最適なんだと思うのです。
今回私の挑戦は、あみくらメンバーのAiさんのおかげです。
彼女が、このキットを買ってしまったのです。
もう、これは私が一足お先に編むしかない!
そうして、怠け者の私は、彼女のほんの一足お先に、やっと完成させたのでした。
沢山の学びがあったこのセーター。
温かく、形も気に入っています。
なんでもないこんなシンプルなセーターを沢山欲しい。
というわけで、早速年末ユザワヤで、この同じモヘヤのトープグレーという、その昔コム・デ・ギャルソンで見た七分袖のモヘヤのセーターと同じ色を買い求めました。
次の冬に、着れますように(完成させます!)
2019年11月の作品 スクエアビーズシリーズ
初冬に販売会を開きました。
販売会の時は、貯めておいたアイデアを使うことが半分、後の半分は、その時一番好きなものを作ること。
後者が断然気分が乗ります。結果たくさんの品数を作れるのです。
このスクエアビーズシリーズもそう。
細かいビーズできっちりと作るのが私の性に合っていますので、3ミリビーズにときめき、たくさん作りました。
どの作品も、全部好きです。
だから、お嫁に行く時は、少しだけ寂しいのですが、でも、その次の瞬間に、これを自分と同じように好きになってくれた人がいる事に、大きな喜びが湧き出て、幸せに満ち溢れます。
今回の販売会では、多くの方にこのシリーズを気に入っていただけて、嬉しかったです。
また夏の販売会に向けて、今度は春夏用の、明るい色のものを作りたいなぁ、と思っています。
2019年10月の作品 おはなのブローチ
このブローチ、自画自賛ですが、すっごく気に入ってます!
マーガレットのような多弁のお花のブローチは、いつも頭にあって、でも、なかなか軽やかな作品にはなれずにいました。
そこで出たアイデアが、レースの一つ"テネリーフレース"の技法を使うこと。
テネリーフレースは、はるか昔、レース検定を受験した際に勉強して以来ですが、手が覚えていましたよ。
アヴリルの"アルパカタム"という極細のモヘアの糸が、ぴったりでした。
この糸、普段からお店で、良いなぁと思っていた糸なのでした。
そう、ですから、糸屋さんに行き、目で見て、手で触って、画像だけではわからない糸の質感や色味を、頭や体に記憶させておくのは大事なのです。
この糸良いなぁ、と思ったら、大事にその記憶をとっておいてくださいね。
諦めさえしなければ、いつか、その糸でぴったりの何かを作れますよ。
2019年9月の作品 わたげブローチ
この作品は、三宅のオリジナルのものです。
糸屋さんアヴリルの"ポリモール"というモケモケの糸を使って円を編み、同じくアヴリルの"コットンギマ"という細い糸を針金にぐるぐると巻いて茎を作り、円につけています。
この色味合わせが、とにかく大変です。
というのは、ポリモールが廃盤の糸になってしまったから!
昔から持っていた今は無き糸も総動員して、今年のわたげブローチを作りました。
しかし、大変=面白い。
ポリモールも種類が少ない中、コットンギマとの組み合わせもなかなか大変。
しかし、今回は白を紅茶で染めてみたり、新しいことに挑戦できました。
そして仕上がったわたげ達を見て、なかなか良い出来だなぁ、と1人悦に入りました。
このブローチ、洋服のさりげないアクセントになるところが気に入っています。
自分の分はいつも後回しなのですが、自分のためにいくつか欲しいなぁと思っているところです。
2019年8月の作品 スクエアビーズのブレスレット
またまた下田直子先生のレシピです。
『手芸のイデー』(日本ヴォーグ社 2018年)に出てくる「四角ビーズ編みのブレスレット」です。
見本の作品は、3ミリのスクエアビーズを各列7個編み付けたもので、中にボーン芯を入れます。4月にご紹介しました。
手首が細めの私には、もう少し軽やかな物がよく、一列に5個ビーズを編みつけたものにアレンジ。また、さらに華奢にするために、一列3個のものも編んでみました。
これが思った以上に良く、夏はこればかり腕につけて出かけていました。シンプルな服にさりげなく、が、私の定番です(誰も聞いてないけど)。
夏の終わりからは、渋いチョコレート色のビーズのものを。
二連にしてみましたら、これはこれでまた良く、大変気に入っています。
冬のセーターの袖口から、さりげなくキラリと光るブレスレットもいいなぁ、と、ブレスレット熱がまだ冷めそうにありません。
2019年7月の作品 ベビーシューズ
下田直子さんの『下田直子の小さな小さな贈り物』に載っている、可愛らしい赤ちゃんのお靴を作りました。
以前にも作りましたが、その時はくすんだブルーにグレーの縁取り、刺繍なし。それはとても好みのものとなりましたが、今回は白と紺色の配色は決めていたので、刺繍を入れてみることにしました。
ダブルデイジーステッチ、編み地に刺すには難しく、すんなりいったわけではないのですが、出来上がりはわりと良くできたのでは?と、1人ニヤニヤしています。
さて、このお靴は、ご近所さんのおばあさまのお孫さんへの誕生お祝いとして差し上げました。先日、赤ちゃんのお母さんであるその方の娘さんからお礼のお電話をいただきました。喜んでくださって、こちらも嬉しい。
ベビーカーでスヤスヤ眠る赤ちゃんの小さな足にこのお靴が履かされている姿を想像して、幸せな気持ちになっています。
2019年6月の作品 さくらんぼのバッグチャーム
さくらんぼのバッグチャームは、いつも「形にしたいものリスト」にある作品の1つで、このアヴリルのコットンギマを使用したものは去年から試作をしていました。白×黒、青×白が真っ先に頭に浮かびましたが、手持ちの白がなく、やむなくサンドというベージュと黒のミックスに。葉っぱは、先を尖らせたく、思うままに編んだらなかなか形が良くなって、気に入っています。金具は、ブレスレットに使用したマンテル。これがなかなか古風で素敵!
さて、先日の浅草橋ツアーで、さくらんぼのチャーム第三弾用のビーズを買ってきました。そちらは、キュートな感じになる見込みです❤︎
2019年5月の作品 スクエアビーズのブローチ
教室で今流行っている下田直子さんのレシピのブローチです。
前回のメタリックグレーに続き、この日の気分で選んだのが、グリーンのガラスのビーズ。糸をゴールドにするか迷ったのですが、さわやかな気候のなか、よくこの季節に祖母が歌っていた「茶摘み」が頭に聞こえてきて、全体を緑茶色にしようと、糸もグリーンにしました。もうすぐ命日の祖母にプレゼントするつもりで。編み物の最初の師匠は祖母でした。
2019年 4月の作品 スクエアビーズのブレスレット
下田直子先生の『手芸のイデー』に掲載されているブレスレットです。
スクエアのビーズを入れて編んだ編み地を、半分に折って真ん中をかがります。そしてこの筒の中にボーン芯を入れるので、見た目よりもガッチリとしたブレスレットに仕上がります。
夏の涼やかなワンピースなどに合わせたり、ボーイッシュなスタイルにさりげなく女性らしさをプラスするのにも活躍しそうです。