三宅編み物クラブ

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2025年4月,5月,6月の新作写真集

作品解説

1 Sakiさん リフ編みのコースター 4月完成

使用糸: "New おまつり日和"グリーン系(59),ブルー系(51),パープル系(56)〈キャンドゥ〉

使用針:4号かぎ針

レシピ:『糸で咲かせる花模様 リフ編みのあったかこもの』(ブティック社 2020年)

Sakiさんが、たくさんのリフ編みの小物を作ってくださいました。

再チャレンジでは、前回のように3ブロックに分けた編み方ではなく、中心から編むやり方を選ばれたそうです。

この編み方の中では、同じ位置で目数を増していきます。

同じ位置だからこそ増やし方がわかりやすいのですが、ずっと同じ位置で増し目をしていくと、そこが角張ってしまいます。

6回増した時は6角形になっていきます。

それを避けるために、Sakiさんは縁周りに、長編みの扇形の模様を入れました。

ちゃんと丸く仕上がってますね!

こういう工夫が、素晴らしい。

そして、それが自分の編み物の引き出しに入っていくと、編み物の楽しさがぐんとアップしていきます。

たくさんのコースター、並べると可愛いですね♪


2 Hirokoさん キラキラ糸のスマホポシェット 4月完成

使用糸:"Metallic play Code"シルバー(101)〈Panami〉

使用針:4号かぎ針

レシピ:オカダヤ『キラキラ糸のミニバッグ』より

キラキラ光るメタリックの糸は韓国製。

最近、韓国の可愛い糸を糸屋さんで見かけるようになりました。

以前Asakoさんが作ったティッシュボックスケースの糸もモコモコ&キラキラの素敵な韓国製の糸でしたね。

メタリックの糸は、ビーズのブレスレットを編む時に多く扱ってきましたが、こちらの糸は国産のものより軽やかで、その分編みやすいように思います。

今回Hirokoさんは、難しい模様編みのポシェットに挑戦。

模様編みと一口に言っても多種多様、それどころか、無限な組み合わせが存在します。

長編みの柱にくさり編みのネットが組み合わさり、縦長の扇形の模様を交互に作り上げています。

糸の材質と模様が涼しげで、キラッと光るとビーズが入っているように見えて、素敵ですね。

チェーンとの相性も良く、上をアレンジして巾着にしたのも素晴らしいですね。

オールシーズン使える優秀なスマホポシェット、大人可愛い仕上がりになりました❤︎


3 Asukaさん おうちⅠ 4月完成

使用糸:"iroiro Roving"ベビーピンク(104),オフホワイト(101)(ダルマ〉"Acrylic Yarn"ネイビー〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

4 Asukaさん おうちⅡ 4月完成

使用糸:"iroiro Roving"ベビーピンク(104),オフホワイト(101)(ダルマ〉、"ボニー"グレー系(617),ブルーグリーン(498)〈ハマナカ〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

お家ⅠとⅡが、宿題であっという間に完成。

普段は時間をかけて進んでいくところですが、Asukaさんは減らし目の基本が分かっていらっしゃるので、ミスもなく、こんなに可愛い完成度の高い作品に仕上がりました。

ピンクの屋根に濃紺の壁!!

なんて可愛いのでしょう❤︎

ピンクと紺色の組み合わせは、嫌いになれないものの一つです。

そして、ブルーグリーンにチャコールグレーの組み合わせは新鮮。

大人っぽい組み合わせを、可愛い方向に持って行ったのがピンクのドアですね。

大人の人が、編み物を通して色の組み合わせを楽しんでいただく作品でもあります。

また素敵な作品に出会えてとても嬉しいです(^^)


5 Asukaさん 蓋付きポーチ 4月完成

使用糸:"デイリーウールブレンド"白(1)〈ワールドフェスタ ユザワヤ〉、"メランジトリコ"ライトベージュ(MT2)〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

こちらは、長編み三目一度の練習の作品です。

蓋が、左右対象の減らし方により、二等辺三角形になっています。

既にお家で習った二目一度の減らし方よりも角度が急になりますので、蓋にちょうど良い形になるのです。

三目一度の編み方も、すんなりと宿題で編んでこられました。

中のくさり編みで綴じるのも、綺麗にできています。

白とベージュの組み合わせも、ハッとさせられました(こちらもどうやっても嫌いになれない組み合わせです)。

黒のボタンがカッコ良い引き締め役に。

普段にも是非お使いいただきたい作品です✴︎


6 Asukaさん 巾着 4月完成

使用糸:"デイリーウールブレンド"白(1)〈ワールドフェスタ ユザワヤ〉他

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

三宅編み物クラブの初級コースは、細編みから入り、長編みへと進みますが、長編みはその後たくさん練習が続きます。

長編みは細編みより高さが出る分、面積を埋める速度が速いので、スラスラと進みます。

このコースを考案した時は小学生を対象としていたので、気まぐれでせっかちな子達が、速く編めるように、満足できるように、との思いで考えました。

その名残で、大人の方も長編みの練習が少しの間続くのですか、その後、細編みに久しぶりに戻ります。

その際にチャレンジしていただくのが、穴あき模様。

くさり編みを入れていくことで穴が空くのですが、ここでもいつでも大事なのが目の数です。

間違えると綺麗な穴あき模様になりません。

長編みも細編みもきちんと往復編みで四角く編めることが大事で、模様や形に変化をつけながら、そんなことをチェックさせていただいています。

Asukaさんは、すんなり合格。

レース模様の部分と本体が光る素材の糸との組み合わせになっており、大人っぽくゴージャスですね。

エレガントなAsukaさんにぴったりの作品です❤︎


7 Asukaさん かぎ針ケース 4月完成

使用糸:"ボニー"グレー系(617),ブルーグリーン(498)〈ハマナカ〉、"メランジトリコ"ライトベージュ(MT2)〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

細編み→長編み→細編みと練習が進んだ後は、細編みと長編みを組み合わせた模様の練習です。

細編みも長編みも編めるのだから大丈夫、と油断はできません。

この練習で、編み目が減ったり、編み地が曲がってしまう人は要注意です。

細編みと長編みの立ち上がりのところ、最後の目の入れ方、これらが最大のポイントですが、法則を分かっていないと先程の現象が起きるのです。

Asukaさんは、真っ直ぐ綺麗に編めています。

そして、こちら、ポーチに仕上がったのかと思ったら、なんと、かぎ針ケースになっていました!

前回のレッスンでご一緒したKannaちゃんの自分で編んだかぎ針ケースを真似されたそうです。

でも、かぎ針ケースとしてのレシピはあるわけでないので、Asukaさんもご自分で工夫されたはずです。

仲間から刺激を受け、オリジナルの作品にしてみる。

そんな素晴らしい挑戦が、幅広い意味で編み物を上達させます。

完成度の高い素敵なかぎ針ケースが出来上がりました。


8 Yuzukaさん 玉編み模様のポーチ 4月完成

使用糸:"Recyaled Polyester Yarn"ミルキーホワイト(1)〈DAISO〉,"トゥナイト"ダークグレー(4)〈セリア〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ(Yuzukaさんのアレンジ)

円のコースに入る前のとても難しい作品に入りました。

中長編みという細編みと長編みの中間の長さになる編み方をベースに、玉編み模様を作っていきます。

玉編みとは、お家のⅠとⅡで練習した減らし目と同じ編み方ですが、減らし目と違うのは、玉編みの方は根本が同じ目から出ているところ。

複数の編み目なのに根本も頭も一つになっているので、玉のようなポコっとした形になります。

中長編みは、そんな玉編みの中でも特殊で、より立体的な玉になるので、なんとも可愛いアクセントになるのです。

長編みの玉編みも、連続していくと地味ながらとても素敵な模様になります。

この玉編みのコースターを縦長に編んで、ポーチにしたのがYuzukaさん。

このアレンジは初めてです。

とてもゴージャスな編み地がポーチを上品にしてくれます。

色もグレーと白の二本どりで、さらに豪華に仕上がりました。

Yuzukaさんが前に作った別のポーチを実際に使われている現場を見て、嬉しい驚きに浸って以来、この作品も使ってくれるのかな?と期待してしまいます(^ ^)


9 Mariさん 細編みのコースター 4月完成

使用糸:"iroiro Roving"くもり空(114),夜明け(115)〈ダルマ〉

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

最初に体験に来られたのは、11月のこと。

いきなりの編み物は大変だったと思います。

子どもさんは、体験ではくさり編みだけにするのですが、大人の方はできるので細編みに進んでいただきます。

細編みは、初めての方は編むこと自体はできると思うのですが、目の数え方がまだできていない時は、現在地さえも見失ってしまう事もあると思います。

かぎ針の持ち方、左手の糸の引き方など、初めての方には、同時にするこれらが大変難しいと思います。

でも諦めずに、ある目標を持って編み物クラブに入会されました。

色替えも頑張ってできた細編みの小さなコースターは、Mariさんの大事なマスコットのお座布団に。

複数の写真を撮ってくださいましたが、どちらも可愛くて決めるのに時間がかかってしまいました。

次の長編みのコースターは、どの子のお座布団になるのでしょうか♫


10 Aiさん PCケース  4月完成

使用糸:"レース糸#20"ライトグレー(13)1玉,グレー(14)2玉〈ダルマ〉

使用針:2号かぎ針

レシピ:『ナチュラルでかわいいかごバッグ&帽子』(成美堂出版 2011年) uのバッグのモチーフを使ってアレンジ

最近インスタなどで可愛いPCケースを見かけます。

モチーフものは少しずつ小さなモチーフを編み繋いでいけるので、飽きずに進めるのが良いところですね。

また、一口にモチーフと言っても、四角形の他に、円、六角形、八角形、三角形などがあり、そこに色遣いを加えると、組み合わせの幅が無限に広がっていきます。

今回のAiさんの選んだモチーフは、何度かバッグで編まれているもの。

赤と紺色それぞれ一色で編んだ夏糸のバッグは、それはそれは可愛いものでした。

Aiさん曰く、このモチーフは最強なのだそうです。

凝りすぎず、シンプルすぎず、真ん中のお花が可愛い、編んで良し、使って良しのモチーフなのでしょう!

モチーフを繋いでから、ぐるっと縁編みを何段か重ねたところもポイントです。

自然と丸みの帯びたマチになり、PCのサイズにピッタリ。

表は薄グレーとグレーの市松模様、裏はグレー一色。

オシャレな作品を編んでもらった娘さんのKoharuちゃん、きっと大喜びだった事でしょう!!


11 Rinkaちゃん  しましまレッスンバッグ  4/12完成

使用糸:"iroiro Roving"ベビーピンク(104),オフホワイト(101),ビーツ(105)〈ダルマ〉各3玉、"Daily プチフール"ミルク(1)〈オカダヤ〉

使用針:8号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブのレシピを元にしたRinkaちゃんのオリジナル

少し遠くからレッスンに来てくださっているRinkaちゃんが、このバッグをスタートしたのは、ちょうど1年前の5月でした。

お子様らしい冒険心に満ちた目で、「大きなバッグにしてみたい」と話してくれた時は、こちらも嬉しくなってしまいました。

それからは、とにかくひたすら長編みの作業です。

2段ごとに色を替え、立ち上がりの目の次の長編みを入れる位置、最後の長編みの入れる位置に気をつけて、増えたり減ったりさせず、一定の綺麗な編み目で進めていきました。

他の習い事で忙しく、お休みした期間もありましたが、最後まで諦めずにこの大作を編み切ったRinkaちゃん。

普段のお話から、責任感の強さと真面目なお人柄を伺い知ることができますが、こうした作品を仕上げるという姿勢も、そこから生み出されているように思います。

選んだ色味がとにかくキュートですが、持ち手を白にしたためか、清楚で少し大人っぽい雰囲気に仕上がりました。

仕上がった日に早速荷物をバッグに入れて肩からかけましたが、持ち手の長さもちょうど良く、Rinkaちゃんきまっていましたよ。

大好きだというポチャッコのマスコットと、昔お友達から教えてもらったというお花(編み方をまだ覚えているのがすごい)を編んで付けて、さらに可愛い〜バッグになりました❤︎

完成おめでとうございます!!


12 Asakoさん  クロスモチーフのコースター 5月完成

使用糸:"キャンディ"グリーンアップル(10)〈サワダ〉

使用針:8号かぎ針

レシピ:あるブログより

シンプルだけど可愛いクロスモチーフ。

Asakoさんが参考にされたある方のblogに、この方が編まれたたくさんのクロスモチーフのマットの写真があったようで、転送していただきましたが、色とりどりのマットがたくさん並んでる姿に心が浮き立つようでした。

今から5年ほど前、生徒さんで、同じようにクロスモチーフのマットを編んでみたいけれど、編み方がよくわからない、と相談されたことがありました。

その時調べた編み方が、"シークレット編み"なるもので、本当は裏側から編んでいるのに、表からの編み目になるように編むやり方で、なるほど!と目から鱗でした。

編み物の世界には、さまざまな編み方があるものです。

こんなシンプルな形には、Asakoさんのように面白い糸で編んでみるのも良いですね。

サワダイトから出ているこの"キャンディ"というファンシーヤーンは、爽やかな編み地になり、触り心地もシャリっとしていて、小物にも服などにも良いなと思いました。

お母様にプレゼントされたそうですが、春にピッタリのグリーンアップルという色を選ばれたところにAsakoさんのセンスが光ります。

いつも気に入ったコースターがなくて、編んでみたいと思いつつの私ですが、このコースターはデザインも使いやすさも気に入ったので、私も編んでみたいなと思います❤︎


13 Hirokoさん お花のマット  5月完成

使用糸:"Metallic play Code"シルバー(101)〈Panami〉

使用針:4号かぎ針

レシピ:『ハートフルコレクション レース編み』(雄鶏社 1995年)

こちらレシピとしては手持ちの古いレースの本からのものです。

その昔レースを専攻する前に、個人的にレースばかり編んでいた時買った本で、今見てもそれはそれは可愛い作品ばかりが載っていて、大切な本の一つになっています。

こちらの見本作品は、使用糸はレース糸の40番、編み針はレース8号で編まれています。

このレースは、アイリッシュクロッシェレースの手法で、花びらを立体的に編んでいきます。

花びらの土台となるくさり編みの付け方にコツがあるのです。

そのレースの作品を、韓国製のキラキラのシルバーの糸で編むというところがHirokoさんのオリジナルのアイデアです。

ありきたりでないところ、ひと捻りされるところが、いつも魅力的なHirokoさん。

そして、ただアイデアを出すだけでなく、やり切る力がある事が素晴らしい。

この素敵なマットは、玄関の壁に飾るつもりでしたが、ご主人がOKを出してくださるかが心配の種だったそう。

しかし、この完成度にご主人もご納得されて、素敵なシャンデリアの下で光り輝いて飾られているそうです。

良かった✴︎✴︎✴︎


14 Asukaさん 玉編みのコースター 5月完成

使用糸: "スキーフローレン"ダークブルー(2950〉〈スキー〉

レシピ:三宅編み物クラブ

最近ご入会くださる方が増え、それに伴い基礎コースを進まれる方も増えてまいりました。

基礎コースの最後の作品がこの玉編みのコースターです。

この作品は、最近になって追加した、円のコースに入る前の登竜門というべき少し難易度の高いものです。

円のスタートに入る前に、細編み、中長編み、長編みそれぞれを往復編みできちんと四角く編めるか。

それを確認するために、開発しました。

Asukaさんは勉強熱心で、次々とカリキュラムをこなし、3月にご入会されてからあっという間にここまで進まれました。

ただ「編める」ではなく、「きちんと編める」という姿勢が、ここまできて力を発揮してくれます。

こちらのコースターもほとんど問題なく終わり、いよいよ円のコースに入ります!


15 Asukaさん 細編みのガーランド 5月完成

使用糸:"Acrylic yarn"ネイビー(A10),ホワイト(A1)〈DAISO〉,"スキーフローレン"ピンク(2935),ダスティーピンク"2952"〈スキー〉他

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

こちらの作品は、14の玉編みのコースターのレシピが登場する前は、基礎コースの1番最後に取り組む作品でした。

細編みから入り、長編みの練習が続いた後に、また細編みに戻り、色替えの確認、穴あき模様を練習し、長編みとの組み合わせ、そしてこの細編みの減らし目の練習。

減らし目の練習は、特に毎段の目数の確認が大切になります。

この作品もスムーズだったAsukaさんは、そういった作業も怠らずに進められたと思います。

一つ一つのモチーフの色も風合いも違い、大人っぽくシックに仕上がりました。

ここまで種類や色を変えているのに、ガチャガチャせず、まとまっているのがさすがのセンスだなぁと感心しております。


16 Mariさん 長編みコースター 5月完成

使用糸:"iroiro Roving"ビーツ(105)〈ダルマ〉

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

はじめに、かぎ針の持ち方と、左手の糸の掛け方と糸の繰り方。

かぎ針編みって、同時に3つの事をしているのです。

だから、最初は難しくて当たり前なんです。

そうしてくさり編みが慣れてきたところで、細編みに入ります。

細編みが慣れたら長編みへ。

長編みは細編みより作業が多いので要注意。

途中でうまく糸の間をかぎ針が入らず、余計な糸まで連れてきてしまったりしました。

また、前目の足元に次の目を編んでしまったり。

数々の試練を超えて出来上がった長編みのコースター。

よく頑張りました!!

前回の細編みのコースターはスヌーピーに、今回はスヌーピーより少し大きなワンちゃんに。

ちょこんと飾られた姿がまた可愛いです❤︎


17 Mariさん シマシマのサングラスケース 5月完成

使用糸:"iroiro Roving"くもり空(114)、夜明け(115)、オフホワイト(101)〈ダルマ〉

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブのレシピのMariさんアレンジ

長編みの練習が続きます。

次は色を替える練習です。

色替えの方法は実は一つではないのですが、三宅編み物クラブでは混乱がないように、どの編み方でも「最後の糸を引くときに新しい糸で引く」やり方で統一しています。

見本の作品はポシェットなのですが、Mariさんは細長いスマホケースにしたい、とのことで進めました。

途中から、サングラスケースが良いかも!となり、ついに完成。

途中何度かほどかせていただき、心折れたことでしょう。

しかし、持ち前の素晴らしい忍耐力で、こんなに可愛いケースを仕上げられたMariさん。

完成おめでとうございます!

Mariさんのお仕事机にこのケースがちょこんと置かれていた時、頑張った姿が思い出されてジーンときてしまいました( ;  ; )


18 Rinaさん 模様編み肩掛けバッグ  5月完成

使用糸:"SASAWASHI FLAT"ブラウン(104)4かせ弱

使用針:5号かぎ針

レシピ:インスタで見つけたものを参考にRinaさんがおこしたもの

ある韓国の方のInstagramで見た巾着バッグをレシピおこしから挑戦。

長々編みと長編みの扇形を組み合わせて、遠くから見ると小花模様にも見える、そしてどこか和の要素も垣間見えるような独特な模様に心奪われます。

見本の作品が何色か載せられていましたが、Rinaさんは茶色に。

焦がしバターのような素敵な色に、白のお手製の巾着が映えます。

巾着の紐は、編み地と同じ糸で。

そんな共通性も素敵です。

また、中袋の巾着が落ちないように、本体にボタンを縫い付け、巾着にはボタンホールを作り、ボタンをかませます。

また持ち手に革を巻きつけ、そして紐通しの穴の紐が当たるところにも革で補強と、完璧な仕上がりの夏の巾着バッグが出来上がりました。

お披露目の日に着てこられたお洋服ともコーディネートされていて、バッチリでした!!


19 Yuzukaさん 円のコースター 5月完成

使用糸:"iroiro Roving"ミモザ(107)、抹茶(109)〈ダルマ〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

円のコースに入られたYuzukaさん。

円形のスタートは、今までの往復編みとは全く違い、大きめに作った糸輪の中に、細編みや長編みを複数回編み込んで行き、その後輪をぎゅっと締めていくというやり方です。

丈夫にするために、最初の糸輪は二重にするので、引き締める時は注意が必要になります。

糸端を引いて、小さくならない方の輪から先に小さくして、その後もう一方を縮めます。

という、ちょっと頭を使う縮め方もスタートの作業に入りますので、ここが第一関門。

次に、1段目の最後の引き抜き編みの位置、2段目最初の目の編み入れる位置など、気の抜けない編み方が続きます。

3段目までが急所でしょうか。

ここをクリアしたら、増し目と増し目の間の目数をきちんと把握していれば大体OKだと思います。

初めこそ少しだけ手こずった?Yuzukaさんでしたが、さすがの理解力で円をものにしていらっしゃいましたよ!

とてもキッチリさんで、編み目がキツくなってしまうのですが、その分出来上がった作品は緩みのないしっかりとした編み地になります。

ライムとレモンのような爽やかな色の組み合わせのコースター、セットで是非お使いください♪


20 Megumiさん お花モチーフのバッグ 4月完成

使用糸:"アメリー"茶(9)2玉,オレンジ(4),グリーン(12),黄色(3)〈ハマナカ〉

使用針:5号かぎ針

レシピ:『愛蔵版 モチーフつなぎ50 河合真弓コレクション』(主婦の友社 2016年)

モチーフ編みのコースを作ろうかな、と思案中です。

モチーフ編みは、つなぎ方が複数あるのと、一つ一つのモチーフがシンプルなものから凝った模様までバリエーションが豊かで、勉強になるからです。

また、つなぎ方にもよりますが、一つ一つ編みためておけるのも魅力です。

時間が少しでもある時に1枚編み、それをコツコツと繰り返して最後につなげる。

そんな出来上がるまでの行程がお好きな方は多いのではないでしょうか。

そしてなんと言っても、モチーフ編みは可愛い!

シンプルなものでも、複数のモチーフがつながっている様は、集合の美。美しいのです。

Megumiさんのこのバッグは、レトロで可愛い雰囲気。

こんな壁紙や布地があったらなぁ、と思います。

技法は、お花のポコッとしたところがパプコーン編みという編み方でできています。

この編み方も是非皆様一度はお試しいただきたい。

モチーフのつなげ方が面白く、持ち手部分の編み進め方も勉強になった作品でした。

誰もが振り返って見てしまうような素敵なバッグ❤︎

完成おめでとうございます♪


21 Megumiさん 玉編みのコースター  5/25完成

使用糸: "アメリー"ピンク(32)〈ハマナカ〉

使用針:5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

昨年編み物クラブにご入会されたMegumiさん。

理解力の早さに加えて、努力家の一面も併せ持つMegumiさん。

それは、コース外の作品に挑戦される中で、私が見つけたMegumiさんです。

持ち前のカラーセンスでリフ編みの小物を色違いで編まれたり、20番のバッグのような手のこんだモチーフ編みの作品、そして今も密かに編まれているであろう大きいモチーフ編み。

お忙しい毎日にも関わらず、投げ出さずに取り組む姿勢は、飽き性の私には眩しく映ります。

そしてついにコースの方は、円のコースに入る前の最後の作品に進みました。

こちらは、初出の中長編みを玉編みという模様を使って練習する作品です。

玉編み自体は減らし目と同じ要領で編みますので、お家やクリスマスツリーで既に習っているのです。

様々なポイントがある作品ですが、ここまできちんと把握されている方はスムーズに終えることができます。

Megumiさんもそのお一人でした。

こんな可愛いラズベリーピンクで、いつもの作品もまた違ったように見えます!可愛い❤︎


22 Megumiさん 円のコースター 5/25完成

使用糸:"iroiro Roving"抹茶(109),くもり空(114)〈ダルマ〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

円のコースに入ると、円の編み方のスタートを学びます。

今までのくさり編みを土台にして往復で編み目を積み重ねていくやり方とまったく違ったやり方です。

ですので、理屈でも理解していただき、体でも覚えていただきます。

すんなり行かれる方は、最初のレシピの円のオーナメントはとばして、次のコースターに進んでいただきます。

Megumiさんはスムーズにクリアされ、コースターも問題ありませんでした。

この作品は、手始めの増し目の位置が揃っているタイプ。

次は少し難しい、増し目の位置が揃っていない方の円に進みます。

こちらの糸"iroiroRoving"はどの色とも相性が良く、今回の緑色と水色の組み合わせもどこか懐かしいイメージが漂い、素敵だなと写真を見て思います^_^


23 Saoriさん リバーシブルコースター 5/31完成

使用糸:"シフォンムース"シックグレー(C10),カナリアイエロー(C14)ミルキーホワイト(C1)〈DAISO〉

使用針:8号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

今年の2月に円のコースに入り、練習を重ねてこられたSaoriさん。

3月には、この一つ前の練習作品である円のコースターを2枚完成されました。

そちらは、増し目の位置が段ごとに揃っているタイプの円。

3段目くらいまでは、全体像が掴めないのですが、それ以降はだんだんとリズムが掴めてきます。

増し目と増し目の間の数が増えてくるほど、前段の増し目の位置がわかり、ここで増し目をするのだなと感覚でもわかってくると思います。

さて、今回は、増し目の位置が段ごとに違うタイプのもの。

ですので、前段の増し目の位置とちがうところで増やしていくので、見通しがたちません。

レシピを見て、忠実に目を数えていく必要があります。

Saoriさんはそんなに苦労せず、表裏2枚の円を編み上げられました。

目数がきちんと合ってますので、2枚合わせた縁編みもバッチリ目が合いました。

気持ち良く完成されたと思います!

シックなチャコールグレーとマスタードイエロー。

気分によって使えるのが楽しいと思いますので、たくさん使って欲しいと思います♫

24 Saoriさん 長編みコースター 5/31完成

使用糸:"iroiro Roving"オートミール(102)〈ダルマ〉他

使用針:8号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

各カリキュラムは、元々は小学生から中学生くらいのお子様方のために考案しました。

円のコースは、みんなの憧れ。

でも、「なんとなく編める」くらいの状態ですと、いつもどこかで間違えてしまう。

毎回先生に「違うよ」と指摘され、たくさん解かれてしまう。

そんなレッスンはつまらないので、少しずつ着実に、そして楽しく進められるよう、円のコースを作りました。

ですので、お子様は、ちょっとずつ進みます。

でも、大人は理解力が早く、手先が器用なので、どんどん進みます。

Saoriさんも、細編みの円はさらっと終わり、今回は長編みです。

長編みの円は細編みよりも簡単に理解できると思いますが、いくつかポイントがあります。

次のしましまの鍋敷きでも注意しながら進んでいきましょう。

クリーム色にベージュの組み合わせが、貝殻みたいで素敵ですね❤︎

25 Sakiさん 肩掛けバッグ 4月完成

使用糸:"COTTO NEP CORD"クリーム〈banul) ,"RISA tube macrame"レモン〈SCYarn〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:Sakiさんオリジナル

Sakiさんが韓国に行かれた時、ニッターさん達の間では密かに話題になっていた「Banul」という糸屋さんを訪れたそうです。

スタイリッシュな店内には、編み物ができるカフェまで併設されています。

オリジナルの糸やレシピも素敵で、Sakiさんのクロワッサンの編みぐるみ(2月完成)は記憶に新しいところです。

こちらのバッグに使用した糸は、そのBanulのオリジナルのもの。

コーン巻きで売られていて、たっぷり編めるものでした。

しかし、コーン巻きは意外と制作者泣かせで、残りの糸がどれくらいあるか掴みにくい。

たっぷりあるのはわかるけれど、あとどれくらいあるのか分かりづらい。

ですので、Sakiさんのこのバッグも、足りるかしらとずっと心配しながらだったそうです。

ぷっくりしたほっぺたを持つお顔みたいな形を2枚編み、持ち手とマチを兼ねた太めの紐を周りにぐるりと編みつけていきます。

紐には、万が一足りなかった時のためにと、同じタイプのイエローも模様編みをしながら足しました。

工夫がたくさん詰まったこのバッグ。

糸についたカラフルなネップが可愛い反面、形はかっちりと大人っぽく、優秀なバッグに仕上がったと思います。

研究熱心なSakiさんだからこそ完成した作品です。


26 Megumiさん リバーシブルコースター 6/14完成

使用糸:"アメリー"茶(9),パープル(18)〈ハマナカ〉

使用針:5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

Megumiさん、5月に円のコースに入り、順調に進まれています。

モチーフ編みで円のスタートはバッチリでしたので、コースとして改めて練習した時も問題なくクリアできました。

さて、今回は、増し目の位置が不揃いのタイプの円です。

ここまで不揃いなレシピはもしかするとレアなのかもしれません。

多くの市販の本で見るレシピは、偶数段(もしくは奇数段)が同じ位置で増し目をしていくものが多いようです。

少し難しく設定したこちらのレシピをものにすれば怖いものはありませんね。

できた作品は、茶色と素敵な葡萄色、縁周りはくすんだ水色。

どちらの面にしても、使うたびに「可愛い」と呟いてしまいそうです。素敵!

27 Asukaさん 円のコースター 6/14完成

使用糸:"プティフール"ファゲットミーノット(9)、"Daily cadeau極太"スノウホワイト(1)〈オカダヤ〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

円のコースに入る大人の生徒さんが増えて、とても嬉しく思っています。

というのは、おそらく大人の女性ならば、バッグや帽子が自分で編めるようになると良いと思っている方が多いと思うからです。

バッグは往復編みの平坦な編み方でももちろん作れますが、マルシェバッグのような円形の底のバッグが編めるようになると、一気に満足感が増すと思います。

早く円に進んでいただきたいものの、慌てて円に入り、ポイントを掴めないまま進むと、いつも同じところでつまずくようになります。

円に入る前にはある程度の量と質の訓練が必要だと私は考えています。

その考えのもと考案した基礎コースをきちんと進んでこられた方は、円もスムーズに進まれます。

Asukaさんもそのお一人。

しかも、編み目が揃って綺麗です。

色も爽やかで、Asukaさんなら素敵に使ってくださると思います。

次の作品も楽しみです♪


28 Yuzukaさん 円のマット 6/14完成

使用糸:"リサイクルコットン100%極太"ホワイト(REG1),ターコイズグリーン(REG4)〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

Yuzukaさんも円のコースに入られたばかりですが、順調に進められています。

真面目なお人柄が、レッスンの様子から伝わってきます。

飛ばしてもいいよ、というレシピも「やってみます」と挑戦されたり、たくさんほどくことになっても、「ほどきます」と素直に従われたり。

それでも、程よく「これでいいです」とこだわりすぎないところもあり、その加減が素敵だなぁといつも思います。

今回は、実は、私のミスでもあるのですが、2枚同じものを編むはずの円のマットを綴じ合わせるときに、目数が合わないのが編む前からハッキリしていました。

1枚目は、8目からスタートしていたのです。

もう一つは、7目のスタート。

三宅編み物クラブでは、7目のスタートを基準としていますので、こちらも7目編み入れるレシピだったのです。

編み方は充分理解されているので、これはこれで仕上げましょう、と言うことになり、少し違うマットそれぞれ2枚が出来上がり、と言うことになりました。

私のチェックミスですが、笑顔でこれでいいです、と言ってくださるYuzukaさんの優しさが眩しい日でありました。

糸はDAISOの人気のコットンの糸で、オシャレなターコイズと生成りの組み合わせです。

夏にピッタリ!綺麗に編めました✴︎✴︎


29 Sachiyoさん 楕円のマット 6/14完成

使用糸:"iroiro Roving"アプリコット(106)〈ダルマ〉、"Daily メリノウールDK並太 "ターコイズ(11)〈オカダヤ〉

使用針:8号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

久々レッスンに参加されたSachiyoさん。

お仕事でお忙しい中にも、こうして編み物がしたいとレッスンに来られるお姿から、編み物が皆さんを元気にしてくれるものであることを再確認させられます。

同時に、それならば、一つ一つのレッスンを実り多いものにしたいとも思います。

そんな気持ちでしたので、久しぶりのレッスンはもしかしてゆっくりスタートかもしれないけれど、焦らずに進んでいただこうと思っていました。

しかし、そんな私の心配は杞憂に終わり、初めての長編みの楕円形にもかかわらず、楕円の法則をしっかり理解されて、ほとんどミスなく完成。

集中力と天性の編み物の勘を併せ持つSachiyoさん。素晴らしいです。

アプリコットとターコイズ、この色の組み合わせも、可愛い〜と声に出して言いたくなります。

ターコイズの糸は、廃盤になってしまったオカダヤオリジナルの毛糸です。

少し細めなので、2本取りにしました。


30 Yuriちゃん 玉編みのコースター 6/15完成

使用糸:"Daily メリノウールDK並太 "藤(30)〈オカダヤ〉

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

こちらのレシピ、難しいなぁと考案した自分でも思うくらい編み目を入れていく場所の見極めが難しい作品です。

このレシピで初出の中長編みの頭が右斜め上なのと、往復編みで編む時、裏側から頭の位置を把握しにくいのです。

玉編みとの間のくさり編みも、中長編みの玉編みの頭と判別がしにくく、ここもなかなか難所であります。

Yuriちゃんは、ほぼミスなく、すんなりとこのところをクリア。

真面目でありながら、素直に進んでいけるYuriちゃん。

その素敵な特性によって、「ただ編めている」というのでなく、「きちんと編めている」という作品が生み出されるのだと思います。

Yuriちゃんらしい可愛いラベンダー色の凝った編み地のコースター、是非お使いくださいね❤︎


31 Rinkaちゃん おうちⅠ 6/21完成

使用糸:"iroiro Roving"オフホワイト(101),紺(117),ベビーピンク(104),ビーツ(105)〈ダルマ〉

使用針:8号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

前作のシマシマのバッグは、レッスンバッグとして作りたいとのご希望により、A4サイズのファイルも入れられるように大きめのバッグとなりました。

初級コースは、細編みの練習の後、長編みの練習に入ります。

細編み、長編みどちらも目数が増えたり減ったりする事なく、きちんも四角く編めるかがポイントになります。

さて、シマシマバッグで長編みをたくさん編んで文句なしに往復編みができるようになったRinkaちゃんは、次の基礎コースに入りました。

今度は減らし目の練習に入ります。

両サイドで、同じ数の目を減らし、二等辺三角形にしていきます。

最後がきちんと尖るように、最初の目数はもちろん、途中の目数も大事になります。

何度も間違えてしまう方もいますが、Rinkaちゃんはスムーズに完成。

好きな色のお一つという紺色が、白とピンクの可愛い組み合わせの引き締め役になっています。

次のおうちⅡはどんな色のお家になるのかな?

今から楽しみにしています❤︎


32 Nikkiちゃん 水筒ケース 6/21完成

使用糸:"メランジトリコ"ピーコックグリーン(14)、他〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブのレシピをNikkiちゃんがアレンジ

Nikkiちゃん、細編みの円の最終課題に入りました!

焦らずに着実に課題に取り組む姿勢が素晴らしいNikkiちゃん。

しかし、ただこなしていくだけと言う姿勢ではなく、一つ一つの課題にご自分のエッセンスを注ぎ込んで、編み物を楽しまれているようにお見受けします。

今回の作品は、見本作品は瓶や缶のカバー。

Nikkiちゃんは、水筒ケースとして大好きなSNOOPYをデザインに取り入れたいとのこと。

本体を編み進めていくうちに、SNOOPYはシルエットとしてでいい、ということがわかりました。

目や口などは不要、顔の輪郭だけで良い、と。

耳だけは刺繍しましたが、以前ドラえもんのお財布で編み地に刺繍したことがあったためかとても慣れていて、綺麗に黒い部分を表現できたと思います。

成長を感じるのはこういう小さなポイントです。

シルエットだけで充分SNOOPYだとわかるお顔を付け、持ち手も革にしてちょっとよそ行きの水筒ケースが出来上がりました。

バッグにしまい込まずに、是非バッグの外側に、または単独で待ち歩いて欲しい、そんなケースです★


33 Aiさん ハンドバッグ 6/27完成

使用糸:"SASAWASHI"カナリヤ(16)〈ダルマ〉7かせ

使用針:2号かぎ針

レシピ:『ナチュラルでかわいい かごバッグ&帽子』(成美堂出版 2011年) 作品c&dより

Aiさん、こちらのバッグ2作目です。

昨年は真っ黒のSASAWASHIできっちりカッコよく仕上げられました。

今年は、更にきっちりです。

なんと2号かぎ針で編まれました。

途中で、何度か指の皮がすごいことになっているとお聞きしました。

それでめげないのがAiさん。

理想のきっちりかっちりのバッグはこれだったのかー、と完成作品を見て思いました。

細編みだけのシンプルな作品ですが、今回のようにSASAWASHIで編んでも、見本作品のように柔らかめの夏の糸で編んでも素敵になります。

編み物クラブのメンバー何人も編んでこられた不朽の名作と言って良いバッグ。

次はオレンジレッドで編まれるそうです。

絶対可愛いはずです❤︎


34 Sakiさん セミの編みぐるみ 6/28完成

使用糸:"iroiro"グレー(49),ライトグレー(50),新茶(27),オリーブ(25),黒(47)〈ダルマ〉

使用針:4号かぎ針

レシピ:Sakiさんオリジナル

『CICADA』という絵本をご存知でしょうか?

Shaun Tanさんという方が2019年に描かれた絵本です。

CICADAとはセミの意味で、1匹のセミさんが、冷たい人間にこき使われて働き、最後に成虫になりその世界から抜け出していく物語です。

個人的には切なさのような感情を覚えたこの絵本ですが、主人公のセミさんが無表情なところがなんとも言えず良い感じです。

Sakiさんも多分このセミさんが大好きで、是非形にしてみたいと思われての編みぐるみ制作だと思います。

研究心旺盛のSakiさんらしさがこんなところに表れています。

例えば、背中の丸みを出すために、前回作ったクロワッサンの編み方を参考にしたところ。

例えば、以前のハートの編みぐるみの編み始め部分を、セミさんの目に活かしたところ。

オリジナルの作品を作った事がある方なら、過去の作品での経験を部分的に活用する事は往々にしてあると思いますが、それが上手くできた時の喜びというのはみなさん共感されるところだと思います。

工夫をお聞きして、Sakiさんがいかにこの作品を楽しんで作られたかが伝わってきました。

もちろん、その陰にはたくさんの失敗とそれを乗り越える努力があってのことなのですが。

さて、仕上げられた次の日、この絵本の訳者の方にイベントでお会いし、Sakiさんのセミくんをお見せできたそうです。

とても喜んでくださり、更にXでも写真を載せて「天才か」のコメントも頂けたそう。

Sakiさん、本当によく頑張りました!良かったですね!!!
































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