三宅編み物クラブ

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2025年7月,8月,9月の新作写真集

作品解説

1 Megumiさん 長編みの円のコースター 7/6完成

使用糸:"iroiro Roving"エメラルド(111),赤(118)〈ダルマ〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

真っ赤とグリーンの鮮やかな色合わせにハッとさせられるコースターです。

長編みで作る円の練習は、Megumiさんらしいビタミンカラーの作品から始まりました。

細編みで作る円の方は、さすがMegumiさん、問題なく進むことができました。

円そのものの形としてはもちろん、円のスタートのやり方で作るモチーフ編みにも挑戦されたので、難なくクリアできましたね。

むしろ、モチーフ編みの方は、長編みや細編みだけでなく、くさり編みがはさまれていたり、玉編みも盛り込まれていたり、Megumiさんが作られたバッグのようにパプコーン編みという特殊な編み方も出てきたり。

円の応用として、モチーフ編みもコースに盛り込んでいこうかな、とぼんやり考えています。

このコースターのもう一つの学びの要素は、ふち周りに施されたピコット編み。

くさり編み3目を根本の細編みに引き抜いて模様を作っていくものです。

レース編みでたくさん出てきます。

あまり緩く大きくならずにきゅっと引き締めて編むとかっこよく決まると思います、

Megumiさんは、そろそろ円の練習としてのカリキュラムは終わりになります♫


2 Megumiさん ペットボトルケース 7/6完成

使用糸:"アメリー"茶(9)〈ハマナカ〉、"リサイクルポリエステル毛糸"チャコールブラック(RP5)(DAISO)

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

Megumiさんの円のコース最後の作品がこちらです。

糸を2本以上合わせて編む方法を引き揃えと呼びますが、このレシピはこの練習も兼ねています。

種類の異なる糸、例えばもこもことした糸と毛糸を合わせたり、糸の太さが異なるものを合わせても素敵です。

何より、糸の色味の変化や質感が変わって、編んでいるのが楽しいのです。

今回、Megumiさんはペットボトルケースとしてスタート。

長編みの円の編み方はマスターできていますので、すぐ完成できました。

墨色と茶色が大人っぽくて、かっこいいなぁと思いました。

引き揃え方も丁寧で、綺麗に仕上がりました☺︎

ペットボトルケース、自分も欲しくてたまりません。


3 Saoriさん 鍋敷き 7/12完成

使用糸:"Acrylic Yarn"ネイビー(A10),ブルー(A13),グレー(A8)〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

常々このレシピが可愛いなぁと、自画自賛ですが思っています。

なるべくカリキュラムのレシピを考案する時は、シンプルにしています。

アイデアがある方はどんどんアレンジしてください、と思っているのです。

しかし、シンプルでも可愛いこの鍋敷き。

編み地は長編みだけなのですが、縁編みの深く入れた細編みが効いています。

通常の前段の目の頭を取らず、目と目の間をとっています。

Saoriさんが帰宅後、可愛く仕上がったこの鍋敷きをキッチンで早速ご使用されている画像を送ってくださいました。

お手持ちのケトルとの相性がなんとも言えず素晴らしい。

キッチンのフックに掛けられている様も素敵。

出来上がった作品を愛でてお使いになっていて、そのことがとても嬉しいです。

編み物教室をやっていて良かった、と心から思う瞬間であります。


4 Harukaさん シマシマポーチ 7/12完成

使用糸:"ブリティッシュエロイカ"紫(183),生成り(134)〈パピー〉

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ(Harukaさんアレンジ)

こちらは編み物クラブのキッズクラスの発足当初から来てくれていた2名の子達と一緒に考えて作ったレシピです。

長編みの練習をした後、さらに真四角に編めるようにと考案したもので、デザインもしましまにして色替えもたくさんチャレンジできるようになっています。

お子様の生徒さんにはきっちり同じものを編んでもらうようお勧めしていますが、大人の生徒さんは編めているならばご自由にしていただいています。

Harukaさんも、往復編みを編めて、目の数も増えもせず減りもせずに進められています。

編み目も揃って綺麗。

出来上がったぶどう色と生成りのシマシマポーチは、ご本人のご希望で正方形に近い形にしました。

お手持ちのボタンもクリームのマーブル模様がうっすらと入り、全体に品の良さをプラスしてくれています。

可愛いけれど、どこか大人っぽい、そんなポーチに仕上がりました♪

たくさん使ってください^_^


5 Asukaさん リバーシブルコースター 7月完成

使用糸:"プティフール"ファゲットミーノット(9)、"Daily cadeau極太"スノウホワイト(1)〈オカダヤ〉、"iroiro Roving"ベビーピンク"(104)〈ダルマ〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

いつもお教室で静かに編み物に勤しまれるAsukaさん。

集中されているお姿に、何事も真面目に取り組まれる方なのだと思わせていただいています。

円を編み進めるには、集中力が必要になります。

特にこの増やし目の位置が各段ごとにバラバラになっているタイプのものは、増し目まで目数をきちんと数えていかなければならず、感覚では進まないのです。

ですので、おしゃべりをしながらだと大体ミスをします。

今回は2枚同じものを編みますので、集中力を発揮して一気に仕上げられたと思います。

立ち上がりの位置が揃っているのは、途中で編み目の数を間違えていない証拠。

本当に綺麗にきっちり編めました。

白に鮮やかなブルー、そして縁回りはベビーピンクというところにグッと来ました❤︎


6 Rinaさん 肩掛けバッグ 5月完成

使用糸:"SASAWASHI FLAT" ブラウン(104)4かせ

使用針:7号かぎ針

レシピ:Rinaさんオリジナル

夏の定番糸と呼びたいくらい編みやすく、仕上がり具合もとびきり良い感じに仕上がる横田株式会社(ダルマ)製の糸"SASAWASHI FLAT"

"SASAWASHI"の方はもう少しかっちりと仕上がり、こちらの方は糸が細い分軽やかに仕上がります。

Rinaさんは今回、この"SASAWASHI FLAT"を2本取りにして編まれました。

編み地は、見ていて楽しくなってしまうような方眼編み。

しかしそこには工夫があります。

編み目はどうしても斜行していく傾向があるのですが、その斜行を阻止するため、前段の長編みの頭ではなく、少し下を取るのです。

深めに真っ直ぐ次の長編みが入るので、斜行しないというわけです。

真っ直ぐ四角く区切られたワッフル地のような編み目は、シンプルでありながら可愛い❤︎

Rinaさんの手に掛かると、編んだバッグだけでなく、色味を合わせた中袋もきちんと縫われ、きちんと中に納められ、プロの仕上がりになる。

今回はこちらもお手製のコサージュを付けて、より一層素敵さが増しました。

丈夫に作られていますが、質実剛健いう感じではなく、やはり可愛い!


7 Nikkiちゃん 長編みの円のコースター 7/20完成

使用糸:"メランジトリコ"ピーコックグリーン(14)〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

前回まで細編みで作る円に取り組んでこられたNikkiちゃん。

ここまでコツコツとよく頑張りました。

Nikkiちゃんはカリキュラムをとばすことなく、一つ一つ丁寧に進んでこられました。

さて、いよいよ長編みの円の練習です。

細編みで作る円をマスターできたら、長編みは比較的簡単です。

いくつかポイントはありますが、長編みで作る円は高さが出る分編み始めの位置がわかりやすいので、細編みの円のように段の最終の引き抜き編みをする位置が間違えにくいのです。

後は、細編みの円で習った目の増やし方の法則を当てはめれば編み進める事ができます。

Nikkiちゃんも、ほぼ間違う事なく編めました。

編み目も綺麗✴︎

ピコットは初めてでしたが、こちらも丁寧に編めました。

自分専用のコースターとして是非使って欲しいです♫


8 Mariさん メガネケース 7月完成

使用糸:左 "ZAKKAアクリル段染め"黄色系(4)〈ごしょう産業〉、右 "ミルキーベビーキャンディ"クリーム系(202)〈オリムパス〉

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ(Mariさんアレンジ)

この作品に関して心を打たれた点が2つあります。

1つは、一生懸命に取り組むこと。

長編みの編み方自体はとてもスムーズに編めるようになったものの、目を入れるところをたまに間違えてしまっていたMariさん。

ここで少々のことならばとそれを良しとして進むか、解いて編み直していただくか、いつも葛藤があるのですが、ほぼ心を鬼にして解いて戻ってもらいます。

やはり、正しい事を早めに掴んでほしいからです。

その鬼特訓にへこたれず、付いてきてくださいました。

そして気がつけば2つも仕上げられたMariさん。

2つ目(黄色の方)は、とてもスムーズに編めました。

もう1つ感動したのが、どなたかのために編む、ということ。

編んでほしいとオーダーが入ったそうなのですが、お忙しい毎日の中時間を見つけて取り掛かるお姿に、陰ながら目を細めておりました。

それも、2つともプレゼントされたとのこと。

どなたかへ編み物作品を作って贈るというその行為は、優しさのかたまりでできていると思います。

貴重な時間や労力までもがプレゼントだからです。

皆さんの楽しく編み物をされるお姿を見るのも、どなたかに贈りましたと言う報告も、毎度胸を打たれます。

そしてMariさん、とってもスムーズにとっても綺麗に編めるようになりました。

次の作品が楽しみです☆


9 Sakiさん パプコーン編みのレジ袋型バッグ 7月完成

使用糸:"Vegetable"レモンクリーム(09)〈banul〉

使用針:4号かぎ針

レシピ:『かぎ針で編むレジ袋型バッグ』(日本ヴォーグ社 2023年) 15・16

パプコーン編みをご存知ですか?

おそらく、細編みを抜かしたそれ以上の高さの編み目、つまり中長編み以上の編み目を複数回同じ目に編み入れ、最後にひとまとまりにする編み方です。

ここで「おそらく」と言ったのは、細編みのパプコーン編みは見たことがないのですが、もしかしてできるかもしれない、と思ったからです。

このバッグでは、長編みでパプコーン編みをしています。

ポコポコとした連続模様は、糸の量はたくさん使いますが、編み物特有の模様の出し方で、とても目を引くと思います。

是非皆さんにもパプコーン編みに挑戦していただきたいです。

そして、このレシピを載せた本ですが、レジ袋の形に編みあげるバッグのレシピを集めていて、モチーフ編みのものや、水玉模様、ギンガムチェックなど、様々なバッグがレジ袋形という形で載せられています。

手編みのエコバッグとして、外出の際持ち歩いても良いですね。

入れ口の蓋を留めたボタンがレトロで可愛いなぁと思いました。

ボタン選びも、その方の個性が出るところですね★


10 Eriさん ショルダーバッグ 5月完成

使用糸:"Petal"ホワイト(PM01)〈SAWADA〉、"Palpito"ホワイト(6888)〈パピー〉、"マニラヘンプヤーン"ホワイト(500)〈メルヘンアート〉

使用針:8号かぎ針

レシピ:Eriさんオリジナル

前回の作品展では、薄いグレーのモヘアとペーパーヤーンを組み合わせたチェーンバッグを出展されたEriさん。

今回は、モヘアはいれず、キラキラと光る糸とぴょこぴょこと糸端が飛び出たファンシーヤーン、そして今回もペーパーヤーンを取り入れました。

前回のペーパーヤーンとは違う糸ですが、軽やかさは似ている糸です。

それぞれ全く質感が違う糸が同じ「白」という共通点で集められ、組み合わせて編む。

どなたもチャレンジしていない(おそらく)組み合わせに心躍ります。

そんなチャレンジには時に失敗もありますが、今回は大成功。

ぴょこぴょこの部分がうまい具合に編み地に溶け込み、キラキラさも加わり、ペーパーヤーンがカシっとした質感を生み出す。

3つの糸が上手く溶け合いました。

長編みと細編みを同じ目に入れて、段ごとに互い違いに編み進める編み地もあって、まるでツイードの様です。

高い審美眼をお持ちのEriさんですので、多分この組み合わせの成功を予感されていたのでしょう。

チェーンは今回もイタリア製の小さなまん丸のものを、二重にされました。

二重というアイデアが素敵です。

そして金具もプロっぽい仕上げに一役買っています。

ハイブランドのバッグと間違える方も多いのでは?

そんなバッグ、華やかなEriさんにとってもお似合いです✴︎


11 Aiさん ニット帽 8/7完成

使用糸:"Spanish Merino"ライトグレー(5)2玉〈ダルマ〉

使用針:11号輪針

レシピ:越前夕華『はじめての輪針 ぐるぐる編めばできるウォーマーから手袋まで』(エクスナレッジ 2024年)ニットキャップより

真夏に真冬のものを編むのが夢と言えるくらい、気持ちは前向きなのに編めない。そんな日々です。

真夏から編めば余裕で冬を迎えられ、可愛い編み物を身にまとうことができるのに…。

そんな私にとって、こんな可愛い帽子をサクッと仕上げられたAiさんは憧れそのもの。

しかも、このシンプルで無駄がないのに可愛いというデザインにいいねを100回押したい気分です。

また、このダルマの糸が大変良いのです。

質感といい、編みやすさといい、文句なし。

そこに安定のAiさんの編みものの手(手加減)が加わり、売り物以上の優秀な作品になりました。

他にも、ベビーピングやライトブルーの糸も揃えてあるそうですので、次の作品が楽しみです❤︎


12,13  Yuzukaさん 長編みのコースター 8/9完成

使用糸:12 "リサイクルコットン100%極太"ホワイト(REG1),ターコイズグリーン(REG4)〈DAISO〉、13 "スーパーウォッシュ スパニッシュ メリノ"ソーダ(106)〈ダルマ〉、"リサイクルポリエステル毛糸"ミルキーホワイト(RP1)(DAISO)

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

長編みの円の練習に入りました。

細編みで作る円は、緻密にきっちりと編めるという利点がある一方、一段一段が小さいため、立ち上がりの位置が分かりにくく、また、目も細かいため、どこで間違えたのかが分かりにくいという難点があります。

その点、長編みは、細編みより目の大きさが大きいため、段ごとのスタートの位置が分かりやすく、間違えた箇所もわりとすぐわかります。

難しい方の細編みの円の練習をした後なので、みなさん、長編みの円はスムーズに編み進められています。

Yuzukaさんは、その中でもほぼミスなくこのコースターを編むことができました。

まずはピコットが施された方を。

次に、もう少し長編みの円を練習したいとのことだったので、同じコースターでお花の形に仕上げたものをトライ。

同じ目に5目の長編みを編み入れると扇形になり、その間に細編みを入れ、波型にするとお花の花びらのようになるのです。

Yuzukaさんの綺麗な編み目が、可愛い模様を引き立ててくれています。

白とソーダ色の引き合わせにした糸が真夏にピッタリ!

どちらのコースターも夏冬共に大活躍してくれそうです❤︎


14 Katsukoさん スマホケース・ミラーケース 8月完成

使用糸&使用針

左:"なないろ彩色"グレー(2576),グリーン(2572)〈ごしょう産業〉、7号かぎ針

中:"サンパドゥース"ブルー(506)〈パピー〉、"マニラヘンプレース"うのはな(900)〈メルヘンアート〉

5号かぎ針

右:"イリオス合太"ゴールド系(902)〈パピー〉*廃番糸

3号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ(Katsukoさんアレンジ)

三宅編み物クラブで初めて編み物を習った方に好評なのがこのシマシマポシェット。

小さな作品も可愛いのですが、やはりバッグなどの袋物を編んで作るのは憧れですよね。

編み物の良いところは、針と糸で縫わなくても、布地自体である編み地を編んで作れること。

しかも、自分の好きな色と模様で。

Katsukoさんは今年入会されたのですが、初めてお話しした時から、創造していく事を楽しめる方ということが伝わってきました。

工夫して、自分の「好き」に近づける事が出来る方なのだと思います。

今回のこのポシェットからもその事が伝わって来ますね。

最初は左の作品。ほぼレシピ通りです。

そして、次はシャリっとした素敵なアイスブルーの糸、それに細くて白い麻の糸を合わせて、真夏にピッタリのポシェットを完成。

こちらはアレンジして、長編みを2枚編み、周りを細編みでぐるりと編んでつなぎました。

両方ともスマホケースにされるそうです。

そう、スマホケース、いつも欲しいなぁと思いながら編まずじまいですので、こうして見る度に良いなぁと羨ましく思います。

そして、注目は右の小さなミラーケース。

その名の通り、小さな鏡を入れて首から下げて使います。

こちらは全て細編みで華奢に仕上げました。

この日もKatsukoさん、こちらをつけていらっしゃいまして、使い方を聞きますと、目の具合や唇をチェックされるんだそうです。

乙女必須アイテム!勉強になります。

アイデアが豊富な方は、楽しみながら編み物を続けていかれると思います。

今後もKatukoさんの編み物ワールドを楽しみにしております☺︎


15 Sakiさん ワッフル編みソックス 9月完成

使用糸: "Original Sock Yarn"グリーン系、グレー系〈ITORICOT〉

使用針:1号棒針

レシピ: ワッフルソックス(ITORICOT)

その昔、祖母の代の頃でしょうか、靴下や手袋などは家庭での手編みが普通だったと聞きます。

むしろ、市販のものがなかったとも聞きます。

手編みの良いところの一つは、穴が空いたり、小さくなってしまった編み物作品を、糸を解いてまた作り直すことができる事。

幼少の頃、解いたセーターの糸をかせにしたものを私が両手で端と端をもち、祖母が手で毛糸玉にして巻き取っていたことを覚えています。

今は、市販の靴下が普通になり、古くなったら捨ててしまいますね。

そんな時代に敢えて靴下を編むという行為がとても贅沢だなと感じます。

しかもSakiさんが見つけたこのパターンは、ワッフルのような四角いチェックの模様で、編んでいて楽しそう。

糸も"itoriko"らしい、複数の細い糸をより混ぜたもので、色に深みが出ます。

編み方もかかとの部分の糸の付け方、その後の編み方が面白く、ダッチヒールと呼ぶそうです。

こんな手の込んだ靴下、なんとプレゼントされるそうですよ。

お友達が編んでくれた靴下をいただく時の気持ちを想像してみましたが、想像だけでなんとも言えないほのぼのとした嬉しさが込み上げてきました!


16 Asakoさん ニンニク用巾着 9月完成

使用糸:"HI BUBBLE"白(2)〈内藤商事〉、"エコアンダリヤ"黒(30)〈ハマナカ〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:Asakoさんオリジナル

Asakoさんは、ご自宅のキッチンでニンニクの置き場に困っていたそうです。

なんとなく可愛くない、と。

そこで、ニンニクを入れる袋を好きな糸で編めばいい!と、制作されたのがこちらの巾着。

なんとも可愛らしい小さなニンニク用の巾着です。

糸はAsakoさんが以前編まれたティッシュケースボックスカバーと同じキラキラ・モケモケの糸です。

この糸のおかげで、小さいけれどしっかりと存在感のある作品に仕上がっています。

紐が黒、というところもセンスを感じます。

編み地はシンプルに長編みとくさり編みを繰り返した方眼編みです。

通気性が良いですね。

アクリルタワシを作る糸として紹介されていた糸なので、汚れたらじゃぶじゃぶ洗えますね。

そんなところも実用的で、良い作品だなぁと思います✴︎


17 Aiさん ニット帽 9月完成

使用糸:"Spanish Merino"パウダーブルー(9)2玉〈ダルマ〉

使用針:11号輪針

レシピ:越前夕華『はじめての輪針 ぐるぐる編めばできるウォーマーから手袋まで』(エクスナレッジ 2024年)ニットキャップより

先月に同じレシピのニット帽を完成(11の帽子)

こちらは薄いグレーでしたが、今回はパウダーブルー。

なんとも言えず可愛らしい色です。

そして、Aiさん、今回は全てを一目ゴム編みに統一しました。

前回と今回、どちらもシンプルな編み目ですが、比べてみるとやはり違いがあって、どちらも甲乙つけ難いですね。

今回は、頭のてっぺんにポンポンをつけてみました。

やはりポンポンをつけると可愛らしくなりますね❤︎

次はベビーピンクで編まれるそう。

老若男女が似合うニット帽、ご興味がある方、棒針を初めて編む方にもお薦めの作品です。


18 Akikoさん カーディガン 9月完成

使用糸:"ウールモヘヤ"オリーブ(11)〈ダルマ〉16玉

使用針:12号、8㎜棒針

レシピ:『DARUMA PATTERN BOOK 2』ゆるりシルエットのカーディガン

こちらのカーディガン、本の表紙(帯)にもなるくらい、ゆったり可愛いデザインなのです。

編み地は、ほぼメリヤス編みのシンプルなものですが、見頃と袖の下側は糸を2本取りにしているため、そのボリュームで丸みを帯びたシルエットになります。

一本取りでも充分温かいので、二本取りは本当に温かい。

私も同じものを編みましたが、真冬に室内で羽織るならこれ一択、というくらい重宝しました。

実はAkikoさん、昨年頑張ってこちらを仕上げられたのですが、左右の袖の大きさが違ってしまい、今年編み直しに。

左右身頃、前後身頃、左右袖。

2枚同じものを編む時は、慎重に同じ寸法で編めているかのチェックが必要です。

私が怠ったため、編み直しとなってしまいましたので、これは大きな反省となりました。

Akikoさんにとってもお似合いの色ですので、是非楽しんで着て欲しい。

大変お待たせしましたm(_ _)m


19 Katsukoさん おうちⅠ&Ⅱ  9月完成

使用糸:ベビー系の糸、"ウールキュート"ピンク(01P),イエロー(11Y),グリーン(20G)他、全て2本取り

使用針:3号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

ここで使用された糸ですが、何という名前の糸か分からなくなってしまったけれど、手触りが良く、色味も優しいベビー用品を編む糸だそうです。

そして、その土台の糸に合わせたのが、ホビーラホビーレの"ウールキュート"という糸。

こちらも、どこかほのぼのとした優しい色味の極細のウールの糸です。

全て2本取りで編んでいます。

久々細い糸を見たような気がして、Katsukoさんがこちらの糸を選んだ時は、ワクワクしました。

また初めて見るようなお家ができるぞ!と。

Katsukoさんの素敵なセンスと、綺麗な手加減で、可愛い小さなお家が2つ出来上がりました。

淡いグリーンとピンクの組み合わせって、乙女心をくすぐりますよね。

少女のような可愛らしさを持たれるKatsukoさんそのものを表しているようなお家です❤︎


20 Harukaさん おうちⅠ&Ⅱ 9月完成

使用糸:"iroiro Roving"紺(117),"スパニッシュメリノ"〈ダルマ〉,"ブリティッシュエロイカ"紫(183),生成り(134)〈パピー〉、他

使用針:7.5号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

一つ一つの課題を丁寧に取り組んでこられたHarukaさん。

レッスンを休まずに参加されるお姿から、上達とは努力の積み重ねの上に成り立つもの、と再確認しています。

この課題は、四角く編む練習の次に、減らし目をして斜めに角度をつけて編む練習です。

端は長編みの二目一度という編み方で、二目が一目になっているので、次の段は立ち上がったら隣の二つの長編みの頭に編み入れていきます。

理屈で考えていくとよく分かると思います。

Harukaさんは、ミスなく本体を完成。

窓やドアも、細編みという久しぶりの編み方でしたが、丁寧に編め、刺繍も綺麗!

2つの家ですが、糸はどれも違うのに、なぜかまとまって見えるのは、やはりHarukaさんのセンスの成せる技だと思います。

派手すぎず地味すぎない、けれど存在感のあるお家に仕上がりましたね✴︎


21 Kannaちゃん 円のマット 9月完成

使用糸:"アクリル100%"ホワイト(A1),ピーチ(A12)〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

部活動に忙しいKannaちゃん。

週末は試合で、なかなか編み物クラブに参加できない日々が続きました。

そんなお忙しい中、やっと都合が合い、久々レッスンに参加してくださいました。

今回は、少し前に始まった長編みの円の練習をさらに進めていきます。

長編みの立ち上がりのくさりは三目ありますが、各段最後の引き抜き編みは、このくさり三目の一番上を取って編みます。

その際、くさり編みを平たくして真ん中に針を入れる従来のやり方をやめ、くさり編みを裏山と残り2本に分け、その間に針を入れていくというやり方に統一していこうと思っています。

それは、ある本で、その方が長編みのように見えて綺麗、と出ていたからです。

Kannaちゃんは、すでにその取り方ができていましので、ものすごく理解が早かったです。

そして、特に色変えはせず、最後だけ引き抜き編みをピンク色の糸で編み、シンプルに仕上げました。

でも、そこに、ちょこんとリボンを結んでつけ、アクセントに。

たちまちガーリーな作品となりました❤︎


22 Kannaちゃん 楕円のマット 9月完成

使用糸:"アクリル100%"ホワイト(A1),ピーチ(A12)〈DAISO〉

使用針:7号かぎ針

レシピ:三宅編み物クラブ

長編みの円の練習が終わり、今度は楕円のコースに入りました。

楕円は、円の編み方を理解している必要があります。

両端が半円になっていて、そこに円の編み方の知識が要るからです。

そして、楕円は、これまで円で習ってきたスタートではなく、くさり編みで作り目を編み、その作り目を上下両サイドから取っていくという新しい編み進め方になります。

大まかに言うと、まっすぐ編むところと半円を編むところに分かれるという構造になっています。

まず初めは、長編みの楕円を。

この方がわかりやすく、まず楕円の編み方の法則を掴んでもらいやすいのです。

Kannaちゃん、こちらもすんなりと編めました。

最後にスカラップ模様の長編みで作る扇形を編み入れます。

これだけでも十分可愛いのですが、またまたリボンというアクセントを入れました。

今度は赤いリボン。

ピンク、白、そして赤という文句なしに可愛いマットが出来上がりました❤︎

















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