2022年12月,2023年1月の新作写真集
作品紹介
1 Rinaさん 円のモチーフバッグ 11月完成
使用糸:"スフレモール"モスグリーン(184)約100g,"コットンギマ"チャコール(2)5g〈アヴリル〉
使用針:6号かぎ針
レシピ:下田直子『ビーズ編み』(日本ヴォーグ社 2006年)を参考にしたRinaさんオリジナル
これはお見事!な作品です。
まず、デザインが良いですね♪
写真では分かりづらいのですが、丸い玉が交互に配置された素敵な模様になっています。
しかも、この編み方が独特で、丸いモチーフを一つずつ編んでいるのではなく、半円を一列一気に編んだら、もう半分の半円を編みながら引き返していくのです。
根気強いRinaさんですが、意外にも、丸いモチーフをコツコツ編み貯めるのは性に合わないとのことで、この編み方なら、と下田直子さんのビーズ編みの本に紹介されている技法を使いました。
そして、このバッグをスペシャルにしているのが、この糸。
もみの木など針葉樹を連想させる深いグリーンのモフモフの糸。
ユニークな糸が取り揃う糸屋さんアヴリルの"スフレモール"という糸です。
滑らかな肌触りで、このバッグ、ずっと触っていられます(^。^)
入れ口は、スフレモールに、"コットンギマ"というパリッとした細いチャコールグレーの糸を混ぜて、しっかりとさせました。
チャコールグレーが、ちらっと見えるところが最高におしゃれです。
そしてそして!いつも感心させられるのが、内袋のお仕立ての素晴らしさ!
表側は丸いモチーフの間から見えるマスタードイエロー、中側は糸と同じブルーグリーンを使い、二色仕立ての袋になっています。
袋の入れ口に丈夫な皮紐を通せば、巾着にもなるバッグの完成です!
どこにもないオリジナルのバッグ。
完成度が高すぎるRinaさんの逸品です。
2 Asakoさん 二目ゴム編みのバッグ 11月完成
使用糸:"Daily Cadeau"ディープジャングル(9)〈オカダヤ〉6玉
使用針:11号棒針
レシピ:Asakoさんオリジナル
春から棒針編みに挑戦し始めたAsakoさん。
新しい事を始めてみようと思われたことがすごく素敵だな、と思います。
日々沢山のやらねばならない事柄に追われていると、そういう気持ちになかなかなれないものです。
Asakoさんとお話ししていると、何事にも丁寧に接しられる性格がわかりますが、それは編み物にも同様で、決して急がず、一つ一つを丁寧に進める様子が編み地に表れています。
技法は、二目ゴム編みです。
表編み2回、裏編み2回を交互に編んでいきます。
そうすると、伸縮のある編み地になります。
糸は、オカダヤオリジナルのDailyシリーズのカドーCadeau。
名前の通り、贈り物を編むのにぴったりな素敵な色味の編みやすい糸です。
このこっくりとした深いグリーンに、茶色い革紐の持ち手。
持ち手の長さも、肩掛け用にちょうどよく、使いやすさは抜群。
春先までずっと使える素敵なバッグとなりました❤︎
3 Kannaちゃん お家Ⅰ 12/10完成
使用糸:"Daily プチフール"サーモン(3),ミルク(1),ドラジェブルー(8),バニラ(2)(オカダヤ〉
使用針:8号かぎ針
レシピ:三宅編み物クラブ
長編みがスラスラできるようになると、今度は減らし目の練習に入ります。
減らす時は、長編みを途中まで編み、次の目も途中まででストップし、その後一気に糸をかけて引き出し、目を一つにまとめます。
途中まで、というのが、長編みをたくさん編んでいないとなかなか掴めないのです。
ですので、この作品に入るまでに「長編みを目を瞑っていても編める」くらいになるまで、何度も練習してきたわけなのです。
Kannaちゃんのこのお家は、楽しげな雰囲気ですね。
こんなお家に住んでいる人は、良い人に違いない、と想像してしまいます。
最後に、屋根のとんがりのところで、リボンを結んだ付けた時、可愛い❤︎となりました。
このアイデアは初めて!!
4 Haruくん 長編みの円のコースター 8月完成
使用糸:"daily プチフール"サーモン(3),ラズベリー(4),ミルク(1),"Daily メリノウールDK並太"瑠璃(13)〈オカダヤ〉
使用針:7号かぎ針
レシピ:三宅編み物クラブ
細編みの円の練習、長かったですよねぇ。
円のスタートの練習は、それまで往復編みで慣れてきた方々には、全く違う始め方で、一回で理解できる人はそういないと思います。
何度も何度もスタートの仕方から練習し、身体に染み込ませるようにする。
それが狙いで、三宅編み物クラブの円のコースは、少しずつ進めていけるようにできています。
細編みで立体的な円の作品も編めるようになった後、今度は長編みの円に入ります。
細編みで苦労した分、長編みはみなさんすんなりできるようになります。
haruくんも、本当に理解が早く、少し難しい2段目のスタートの辺りも問題ありませんでした。
夏の自由課題として学校に提出していたため、3枚まとめての写真が撮れていなく、やっと今日撮影できました。
ピンク、深いブルー、そして赤に白地の縁取りの円。
どれもとびきり綺麗に編めてます。
驚いたのが、これを編み終わってから、更にお祖父様に同じコースターを編まれたのですって。
頑張ったこともそうですが、Haruくんのお祖父様にプレゼントしようと思う優しい気持ちが本当に素晴らしいなぁと思います。
5 Kannaちゃん お家Ⅱ 12/24完成
使用糸:"Daily プチフールミント(6),ミルク(1),ドラジェブルー(8),バニラ(2),"Daily メリノウールDK並太"レモンライム(26)〈オカダヤ〉
使用針:8号かぎ針
レシピ:三宅編み物クラブ
クリスマスイヴのレッスンの日、白い壁に爽やかなミントグリーンの屋根のお家が完成しました。
こちらも長編みの減らし目の練習です。
横長の屋根ですので、減らし目の回数は少なく、実はお家Ⅰよりも手間取らずに仕上がる作品です。
しかし、窓の窓枠の刺繍が少し難しいと思います。
バックステッチという刺繍の技法で、編み地に刺すのはなかなか大変なのです。
Kannaちゃんが今回窓に使用した糸は、オカダヤのDailyシリーズのメリノウールの糸。
お家自体のプチフールという糸より少し細目ですので、窓枠にも利用したプチフールでの刺繍は果たしてうまくいくかな、とちょっとドキドキしていました。
しかし、なんてことなく綺麗に刺し終わって、しかも、出来栄えが色も形も大満足!
上手くできましたね(^^)
窓やドアのパーツを土台に縫い付けるやり方もサラッと理解して、手際良く仕上がりました。
さすが〜♫
6 Kannaちゃん クリスマスツリー 1/7完成
使用糸:"Daily プチフール"サーフグリーン(7),バニラ(2),サーモン(3)〈オカダヤ〉
使用針:8号かぎ針
レシピ:三宅編み物クラブ
長編みの減らし目の練習の課題です。
理解が速いので、お家をレッスン内でやる事にして、こちらのツリーは確認として宿題で編んできてもらいました。
グリーンの色でツリーは編みたかったとの事で、いつもの"プチフール"のサーフグリーンという色を買ってこられて、こちらで完成!
三角を一つだけにしても、木のようになりますね、とKannaちゃん。
なるほどー!本当に!
このアイデア、いつか何かで使わせていただきたいな。
そして、ここでは、二つの三角を付けたツリーにしました。
さて、これだけで終わらせないのがKannaちゃん。
ピンクの糸で、この前お家を編んだ時に習ったフレンチノットという刺繍の技法を使って、ドット模様を施します。
これが小さな巻きバラや木の実のようで、何とも愛らしい作品になりました❤︎
7 Yuzukaちゃん ミニ巾着 1/7完成
使用糸:6〜7号で編める糸、"Daily メリノウールDK並太"杢グレー(18)〈オカダヤ〉
使用針:7号
レシピ:三宅編み物クラブ
手触りがとても良く、素敵な墨色のこの糸。
100均で買い求められたそうですが、すぐに糸の種類を書き留めておけば良かったのに、そうせず、残念なことに糸の名前が不明です。
最近の100均で売っている毛糸は、本当に素敵なものが多いですね。
Yuzukaちゃんは、前回この糸と、ブルーグレーの糸でポーチを編まれました。
今回は、シックな墨色に。
技法は、細編みをきっちりと綺麗に編む練習で、そこに、透かし模様を施していくものです。
くさり編みだけにするところと、細編みを編むところを交互に設けて、穴を開けていきます。
レース模様が入ると一気にプロっぽくなり、可愛らしくもなります。
紐は、細いメリノウールでとーってもきっちりとしたくさり編みで作りました。
あまりにもきっちりしているので、くさり模様が見えないほど!
先日、ある場所でYuzukaちゃんをお見かけした時に、前回仕上げたポーチをさりげなく使われていて、あ!と声をかけてしまいました。
すごく嬉しかったからです。
この巾着も、使ってくださるかな?
可愛く綺麗に仕上がったので、どこで使っても、自慢の作品ですね♫
8 Yuちゃん リバーシブルのコースター 1/14完成
使用糸:5号かぎ針くらいで編める糸
使用針:5号かぎ針
レシピ:三宅編み物クラブ
長編みで作る円の練習の作品です。
長編みで円を編む際のポイントは、2段目にあり。
立ち上がりを編んだら、引き抜きをした目と同じ位置、つまり立ち上がりのすぐ根本の目に長編みを編み入れる事。
そして、次の目に二目編み入れるのですが、その下の段の二目めの頭を間違わない事。
三目めに入れる人がとても多いのです。
このポイントを掴めば、大体大丈夫。
あとは、リズムよく編んでいけば、間違えないはずです。
Yuちゃんも、すっかりポイントを掴んでくれて、問題なくこの課題を終了。
お母様から頂いた細めの毛糸で、きれいに仕上げました。
色が明るいイエロー、ラズベリーの組み合わせ。
裏側を撮影するのを忘れてしまったのですが、裏側はラズベリーが多め。
縁が水色で、可愛いですよね!
可愛いなぁ、と何度も呟きながら撮影させていただきました(^_^)
レシピでは鍋敷きなんですが、小さめのコースターも本当に可愛くて素敵!
9 Rinaさん モヘアのカーディガン 12月完成
使用糸:"ユリカモヘア"グレー(312)〈パピー〉約10玉
使用針:12合輪針
レシピ:『輪針で編むニット』-レディブティックシリーズNo.14-(ブティック社 2019年)「ラグランスリーブ風のカーディガン」
毎年冬に一つは編んでみたい手編みのウエア。
今年のRinaさんの作品は、ラウンドネックのカーディガンです。
糸はパピーのモヘアの淡いグレーを使いました。
この本の題名にもなっていますが、この作品も輪針で往復編みで編んでいます。
輪針を使用すると、一気に前見頃、後ろ見頃を編め、見頃同士をとじる必要もありません。
ウエアを編んだことがある方なら、とじやはぎが少ないのは大変楽、というのはお分かりいただけると思います。
腕も2本、輪針で筒状に編み、見頃とドッキングして、ヨークを編み、襟ぐりもゴム編みなどせずに終了。
腕を輪針で編む際、マジックループという手法が必要になりますが、そちらも理解してしまえば、とじをするより簡単です。
個人的に、お正月以降、いわゆる梅春以降は、淡い色味のものを着たくなります。
グレーはいろいろな色味と合わせやすいので、早春のコーディネートに大活躍間違いなしですね!
10 Rinaさん 付け襟 1月完成
使用糸:"ZAFFIRO"ベージュ系(5)1玉〈LA LANA DEL CIGNO NERO〉
使用針:8号かぎ針
レシピ:ムーリット
まず目についたのは、この糸!
イタリアのメーカーの糸らしいのですが、なんて素敵なのでしょう!
ゴージャスでもあり可愛くもあり、しかし、地の色味が落ち着いているのでシックでもあり。
なかなか他に見ない特別な糸です。
この糸を、この襟にと選んだRinaさんのセンスにも脱帽です。
編み方としては、くさり編み5目の上に長編みを11目編んだ扇形の模様を交互に配置しています。
この糸のように太めの糸で編むときは、長編みの数を少なくしても良いと思います。
その辺のボリューム感はお好みで。
当クラブでは、この襟をたくさんの方が編んでこられました。
ご自分用に、お嬢さんに、お嬢さんのお友達に、小さな赤ちゃんにプレゼントされた方もいらっしゃいます。
少し前に、お年を召した方が素敵なワンピースにこの襟を付けておられたのを見かけたこともあります。
小さなお子様から、お年の方までが似合う襟なんです。
Rinaさんのこの襟も、見本作品の一つとして、語り継がれることでしょう。
11 Asakoさん ティッシュボックスカバー 1月完成
使用糸:"HI BUBBLE"白(2)〈内藤商事〉
使用針:7号かぎ針
レシピ:
Asakoさんも素敵な糸を選ばれる方で、陰ながらいつも注目させていただいております。
決して奇をてらうわけではなく、その作品を心から好きになれるような糸選びをされている結果だと思いますが、いつもどこか人と違う色や素材選びをされます。
今回は特にスペシャルな糸で、ティッシュボックスカバーを編まれました。
韓国で大変流行っているエコタワシ用の糸らしいのですが、キラキラしていて、ボリュームもあるのにとても軽やかな糸なのです。
大巻きで売られているのに、お値段も良心的。
いろいろな色がありますので、気軽に作品が編めそうです。
細編みだけのシンプルな編み地ですが、この糸のおかげでモフモフの素敵なカバーの出来上がり。
うさぎがたたずんでいるようで、置いてあるだけで、癒しにもなる予感❤︎
12 Marieさん お財布 1月完成
使用糸:"プリンセスアニー"赤茶系(510)〈パピー〉,"ファインモヘヤ"赤紫(廃番色)〈ホビーラホビーレ〉
使用針:6号かぎ針
レシピ:三宅編み物クラブ
円の練習で、増目の位置が揃っていないパターンの作品です。
揃っていますと編むのは簡単なのですが、毎段同じ位置で増すため、その箇所が角張ってくるのです。
こちらは不揃いなため、丸い形に仕上がります。
この作品は皆さんに楽しんで作ってもらおうと、動物の顔をした(私の作品はクマです)お財布なのですが、大人の方には、動物にとらわれずに、シンプルなものでも、と勧めております。
Marieさんは、潔くまん丸の形に。
しかし、糸がゴージャスなため、深みがあります。
ファインモヘヤの深い赤紫と、風合いが柔らかく素朴なカラーのプリンセスアニーの赤茶色を引き揃えて編みました。
細いモヘアの糸が、さりげなくモフモフ感を出していて、触り心地も良いのです。
また、ファスナーの金具のゴールドがキラッとして、この作品を引き締めています。
金具と編み物の相性が良いのは、プロっぽく仕上がるからでしょうか。
編み地は裏面を表に出しました。
こうすると、編み地全体がぷっくりと優しい雰囲気になりますし、各段の引き抜き編みが目立たなくなります。
リップクリームや、家の鍵など入れるのにも良い、使いやすい大きさです♪